嘘について思うこと

本日の天気は晴れ。雲は多め。今の気温は１４℃。
昨日は寒くて我慢出来ずにストーブを着けました。
ちょっと我慢しすぎたようで、冷えでお腹を壊し、深夜にトイレへ籠る事態に・・・。
我慢はいけませんね。

さて、今日は『嘘』について思うことを綴ってみたいと思います。

先日の出来事

夫がコロナのワクチンを打った翌日、会社へお休みの電話を入れていました。

・・・はあ。
またか、と思いました。

実際は、片腕が動かせないほどの痛みがあり、会社へ行っても仕事にならないし、そもそも片道30分の道のりを運転することが出来ないからお休みするしか無いという状況。微熱はありましたが、起きているのが辛いほどの高熱は出ていませんでした。

そこからはいつものお説教タイムへ突入。

嘘も方便なのか？

なぜ嘘をついてまで、わざわざ事実と違うことを言うのでしょう？
夫の場合は、相手から自分の思うとおりの返答を引き出すための嘘だったそうで。

病院行った方がいいはホントに思ってるんですが、どこで診てもらえるんですかね・・・。

事実を伝えて、自分が想定している（望んでいる）答えと違う答えが返って来た場合に、話してわかってもらうのが面倒と考える夫。一方、事実をねじ曲げ嘘をついてあとでつじつま合わせる方が面倒だと考える私。

嘘も方便という言葉もありますが、それでも、嘘なんかつかない方が生きやすいと思うのです。

でもね・・・多分そんなことは言わないよ。言われてないし。
そんなことを想定して嘘をつくことの方が楽と思える、そのことの方が問題で。

結局、このあと高熱が出て。
それ以上の嘘をつかなくてもいい状況にはなりました。
嘘から出たマコト、か？怒られたから熱あがっちゃったのか・・・。

夫が嘘をつくのは、生まれ育った環境のせいもありまして、仕方ないと思える部分もあるので、直したいと言ってるその言葉を信じ、共に頑張っているところでして。

それでも、結婚すると決めてから発覚した様々な嘘でかなり傷付けられました。なのに、こうも簡単に目の前で嘘つかれるとその頃の感情がぶり返し、家出したくなりますね・・・。

相手を思いやって

そんな私も嘘をついたことがないわけではありません。
好きでもない人と暮らしていた頃は、その人のことを好きなフリをして生きていました。
それでいいと思っていました。思いやりのつもりでした。
そうすれば全て丸くおさまり、静かに生きていけるんだと。

でも、うまくいかなかった。
好きじゃないを通り越して大嫌いになってしまっているのに、好きなフリを続けることはできなくなりました。ある日、嫌いすぎて同じ空間にいられなくなりました。

好きなフリをしていたから、すごく責められました。でも、その原因を作ったのは自分。甘んじて受け入れました。

で、わかったこと。

嘘はつくもんじゃない、ということ。

相手を思いやっているつもりの嘘って、結構溢れていると思うのです。
「行きたくないけど、誘われちゃったから仕方ない。場の空気を壊したくないし行くって言っておこう」とか・・・。断ることが面倒とか、相手に悪いとか思っての事ですが、これ、どちらも幸せになってないですよね。
良かれと思って・・・の嘘も多いんじゃないでしょうか。

でも、思いやるなら嘘でなく、本当のこと言いたいなと今は思います。
事実を伝えて、交渉する。
それが大事かなと思っています。